昨日のテレビ番組でイギリスNo.1超能力者が
日本の未来を予知した時に言い残した
  「YATIT」
という言葉・・
どうも気になって眠れない さくら でございます。。。m((_ _?))m
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 さて昨日、お話したジーメンスの電車の
奥に展示されていた1台の自動車、
見かけは華奢な雰囲気漂う自動車ですが、
アメリカ製のT型フォードと呼ばれる歴史的な1台の自動車。
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 そもそもT型フォード、名前は聞くものの、
実態はイマイチ分かっていない私め、色々と調べてみると、
今から108年前の1908年に発売され、
1927年まで基本的なモデルチェンジのないまま、
1500万以上が生産されたオクルマ。
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 世界的フリー百科事典を読んでみると、(一部抜粋)

完成度の高い自動車であり、
更にベルトコンベアによる流れ作業方式をはじめ、
近代化されたマス・プロダクション手法を生産の全面に
適用して製造された史上最初の自動車という点でも重要であり、
20世紀前半の社会に多大な足跡を残した存在である。

という、卓越した存在だったらしく。。。(驚!)
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 また、ギヤー操作は遊星歯車式の前進2段・後進1段変速機、
今でいう半オートマティック式ということで、
操作がごく簡単、初めて自動車を運転する人々にも扱いやすく、
T型フォードが普及する要因だった様で。
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 また、右奥にはT型フォードのエンジンも展示されており、
水冷直列4気筒3ベアリング式、サイドバルブエンジンの
排気量は2895.5ccという何か中途半端な感じもしますが、
エンジン出力も20HP、最大トルクも11.3kg-m程度と
控えめながら、燃費は10~12km程度、
排気量3000cc近いエンジンで上記燃費、
我が家のKei ワークスと燃費が
変わらないというのがなんとも。。。(嘆)
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 日本にも関東大震災復興期に800台ほどが輸入され、
円太郎バスなどとして活躍したようですが、
本国では4輪駆動キット、SOHC、DOHCの交換用ヘッドなどが
アフターパーツとして販売されていたことを考えると、
このT型フォード、クルマの改造を楽しむ人などには
充分に楽しめたのではないかと。。。
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