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 さて、先日到着したKATOのEF63とともに
TOMIXのEF63を見ていたら
ふと、我が家に1両あるEF62の存在を思い出し
チト見てみることに。

 EF62の簡単な歴史を我が家の資料から
かき集めてみると・・・
それまで信越本線で活躍していた
EF62は昭和59年2月のダイヤ改正で
信越本線の貨物列車も中央本線経由になり、
信越本線内での横軽区間以外の貨物列車には、
EF64・65で運用可能という事で
EF62は余剰になってしまったようですね。

 そんな余剰になったEF62も
当時、東海道・山陽本線で荷物列車牽引に
運用されていたEF58の老朽化が進行、
如何せん、故障が多発するようになり、
余剰となったEF62に白羽の矢が
立てられたそうで。。。

 当時は多数の休車が発生していた
交流電気機関車のEF70を直流化し
充当予定だったそうですが、
意外な車両の改造案もあったようですね。

 昭和59年に26両のEF62が
山を降りて下関運転所に転属するものの
元々、山岳路線での牽引力を
重視した設計であるEF62は、
1,000kmもの長距離での高速運転には不向き。

 定格速39.0km/hの
低速機EF62をそのまま代替するのは無理なうえ、
EF62の最高速度は100kmでも
最高速度近くで連続走行することは、
本来の用途では考えられていなかったようで。。。

 このような連続高速走行が原因で、
EF62は故障車が続出し、
引退予定だったEF58などが代走、
61年11月ダイヤ改正で荷物列車自体が廃止され、
山を降りたEF62は再び余剰機となって、
JR移行までに26両全車が廃車されるも一部が、
開業直前の瀬戸大橋線走行試験用の死重として
四国まで顔を出した車両も居たそうですね。

 さて、我が家のEF62の方ですが、
EF63が「峠のシェルパ」の異名に
相応しく随所に角張ったディテールを多用し、
力強く造形されているのとは対照的に、
EF62は柔らかな曲線をデザインに
取り入れられ優しい印象。

 車体の特徴として、側面上部に並ぶ
モニター小窓に目も行きますが、
実車の軽量化の目的を図る必要から、
3軸ボギー台車のDT124が採用され、
模型といえども実車の雰囲気を
充分に醸し出しているのではないでしょうか?

 まぁ、この当時のTOMIXの機関車の
特徴として自動開放が可能なMカプラーを
装備している関係でおいそれと
カプラー交換できないという悲しい現実が。。。

 ひとまず後日、カプラー交換を
実施をする予定としていますが、
何度も言っていますがKATOから
EF62が発売されないですかねぇ~、
発売されれば2両は購入するんですが。。。