なにやら、殺虫剤という名前が
使われなくなるかもしれないという
ニュースが流れておりましたが、
今さらなの?といった感の さくら でございます・・・
何やら「殺」という文字に
毒性が強いのでは?と訳の分からん
イチャモンをつける輩がいるようで。。。m((_ _?))m

さてこのところ、色々な雑誌を買い込み、
秋の夜長はとうに過ぎてしまいましたが、
色々と本を嗜んでいる私め・・・
たまたま、Y!の付くショッピングで
鉄道系の雑誌を探していると、
今まであまり理解のできていなかった
車種に関連する本が。。。
車種に関連する本が。。。
ということで、購入したのは
RMライブラリー220号 特ロ(とくろ)のすべて
という本。


そもそも特ロと言われてもピンとこない私め、
特ロとは「特別2等車」の事を指す車両ということで、
今では当たり前のように特急電車やグリーン車に装備される
当時では珍しいリクライニングシートを装備した車両。
そんな本の中身の方ですが・・・
まえがき
1.特ロの誕生と発展
1-1 特急「へいわ」の2等車が生んだ占領軍の指示
1-2 錯綜する構想
1-3 スロ60
1-4 スロ50
1-5 スロ51
1-6 スロ52
1-7 スロ53
1-8 スロ54
1-9 ナロ10
1-10 ナロ20
1-11 オロ61・オロフ61
1-12 特ロの塗色と表記

2.特ログループの改造車
3.特ロの台車
4.特ロ以外への改造車
5.特ロの運用
6.編成記録

といった具合。。。


特ロの誕生経緯も複雑な経緯を示しており、
何やら占領軍からの強い指示で誕生するも、
当時の国鉄当局者からはこの車両に関して、
疑問の声も多かったようですね。


また特別2等車ということもあり、
乗り心地に関してもバネレートを落とした
鋳鋼ウイングバネ台車TR40Bを当初から装備し、
重量は重くなろうと乗り心地を優先、
様々な努力の結晶でもあった車両のような。

薄い本とはいえども、内容はギッシリ詰まっており、
いままで名前しか知らなかった特ロに関して、
充分に理解を深められそうな予感。

ひとまず暫くはこの本を読み進めていきたいと思いますが、
戦後、日本の鉄道復活の道程の中で
占領軍の鉄道関連に対する指示というのは
鉄道車両の発展にも寄与していたのかな?と。。。