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 マユ切りバサミで調子に乗ってカットしていたら、
眉毛が誠に残念な状況になってしまった さくら でございます。。。m((_ _))m


 さて、まだまだ続く東武博物館シリーズ、
今回は東武で活躍した電気機関車の話を。。。


 元々、東武博物館にて展示されていたED5010形5015号機に加え、
平成21年7月からは屋外にED101形101号機が展示され、
チョッピリながらではありますが電気機関車が充実したような。。。


 ちなみにED5010形電気機関車、蒸気機関車が主力だった貨物輸送を
無煙化する目的として昭和30年貨物列車電化計画が決まり、
電気機関車が増備されていく中で
1次量産型のラストナンバーとして登場し、東上線にて活躍。


 1次量産型外見上特徴として、車体側面の通風孔が4箇所設けられており、
そのほか1次車と2次車の共通の特徴として車体台枠が覗いている点。
いずれも茶色塗装のデッキ付、デッキ部分は黄色塗装で
正面にはゼブラ模様が施されているのが特徴だそうで。。。


 そんな実物を目の前で見てみると大きいというよりも、
「こじんまり」とした雰囲気の機関車のような・・・
恐らく、東武博物館へ行く時に常磐線を爆走するEF81を
見てしまったせいもあるんですかねぇ~?(苦笑)


 一方、近江鉄道から返還され、5700系とともに
野外で展示されているED101形、
そもそもは昭和3年に英国・イングリッシュ・エレクトリック社で新製され、
「デッカー形電機」の一党といことで、
ある意味、貴重な機関車なのかもしれませんねぇ~。


 そんな本形式、本来は他事業者によって発注されるも注文流れとなり、
東武鉄道が購入し昭和5年入線、昭和30年の電気機関車一斉改番にて、
本形式はED4001に改番。


 その後、昭和47年に近江鉄道への譲渡され、昭和61年まで活躍したあと、
近江鉄道ミュージアムにて静態保存を経て、
東武への返還となった機関車ということで、
ホント、歴史の面では重みのある機関車の様で。。。


 野外でモハ5701とともに展示されているED101、
大変綺麗に整備されておりますが、近江から里帰りし、
東武博物館で静かに余生を送る事になったED101、
他事業者で発注され、そのまま本来の発注先に入線していたら
今の展示はなかったのかもしれませんね。


 なんとも数奇な運命を辿ったED101、
この先も末永く展示されればと・・・


 それにしても東武でさえも歴史的価値があると思われる車両が
展示されている事を考えれば、
そろそろ西武サンもこういった博物館が出来て欲しいような・・・
部品流用がお手のモノの西武鉄道だと厳しいものがあるかと思いますが。。。