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 ここ最近、スクーターに子供2人を乗せて、
3ケツで庭を走り回るのがマイブーム
になっている さくら でございます。。。m((_ _))m

 さて前回に引き続き、男のぶらり一人旅、
東武の博物館散策、
ピーコックの5号蒸気機関車に引き続き、
お隣に展示されている
デハ1形5号電車のお話を・・・。

 そもそもこの電車、
大正13年に浅草駅(現在の業平橋駅)から西新井駅間
電化に伴って華々しくデビュー、
東武で最初期に投入された
8両の木造電車のうちの1両であり、
日本車輌東京支店にて製造された車長16m級の車両。

 長い間、東武鉄道の各路線で活躍を続け、
昭和31年からは西新井工場の車両入換え用車両となり、
入替作業に従事、事業用車に転じたのが幸いか、
目立った改造は施されぬまま、
ほぼ原型のまま使用され、
昭和56年まで活躍していたそうな。。。

 そんなデハ5号、両運転台に正面から見るとの5枚窓、
木造車体に側窓降下式、3枚ドアにダブルルーフ、
米国ウェスチングハウス社製のWパンタグラフと電機装置、
英国ブリル社製台車と、
日・英・米のステキなコラボレーション。

 それにしても車齢80年を過ぎた電車を
見る事が出来るというのは
ホント、素晴らしい事ですよねぇ~、
車体ばかりを見てしまえば現行の車両よりも
1回り小さいボディーながらも、
充分に茶色いボディーは
存在感を示しているようで。。。

 そんなデハ5号の車内、立ち入り可能という事で、
さっそく中に入って見ると、
当時はつり革があったかどうかは知りませんが、
ニス塗りの車内に木の床板、
恐らく現役当時は「ギシギシ」と音を立てて
走行していたのではないかと。

 モニター採光窓は通風孔も兼ねているようで、
一部は窓が倒されて開口しておりましたが、
どのくらいの効果があったんですかねぇ~?

 運転台に関しても現在の電車に比べてしまえば
       超~質素、
よくよく考えれば、
これだけでも充分に電車って動かす事が
出来るんですよねぇ~。


 現行の電車に比べてしまえば、
ただの小さい電車に過ぎませんが、
当時は立派な電車として縦横無尽に
東武線内を活躍していた姿を
見てみたかったものでして。。。

 昔はあまり興味のなかった旧い電車、
最近、こういったものを見て楽しめるというのは
それだけ私めが歳を重ねてしまったのか?と
つくづく感じる今日この頃でして。。。(淋)