早いもので悪夢の追突事故から1年が経過・・・
事故が発生したのは昨年の2006年1月21日、
その日の天候は雪。
夜半から降り続いた雪は日中、夕方も降り続き、
あたり一面は銀世界・・・
折りしも夕方からは仕事関係者の親族のお通夜があり、
道中の路面状況を考えてスタッドレスを履いていた
Keiワークスの使用をあきらめ、
ラリータイヤにチェーンを巻いておいた
パートタイム4WDの三菱ミニキャブを使用することに。
葬儀を終えた帰宅途上、緩い下り坂道の交差点で
信号待ちをしていた最中、
日産キューブがエラい勢いで接近してきていた事を
確認している。
目線を信号に戻した時、ルームミラー、
バックミラー越しに妙な角度で
光が照らされている事に気がつき、
よく確認するとキューブは斜めに滑りながら
我が家の軽トラに接近、間違いなく追突すると。。。
運良く先頭で信号待ちをしており、
とっさにブレーキから足を離し、
衝突に備えた姿勢をとったと同時に追突され、
軽トラは1mほど前に前進。
車から降りてみると軽トラックのあおりの角と
キューブのバンパーと左フェンダーが
ぶつかり、軽トラの損傷は軽微なものの、
キューブの方は小破していた。
これで、もし軽トラもブレーキを踏んで
踏ん張ってしまえば軽トラの破損被害
も大きくなったのでは?と。
一方、キューブの運転手を見ると
運転席で若い兄ちゃんがヘラヘラと笑っており、
腕を掴んで車外へ引きずり出した瞬間、
やっと謝罪していた、
この謝罪に対して一気に怒り爆発!!
私:「謝罪の前に怪我はありませんか?と聞くのが
筋じゃねぇのかっ?
事故起こして車内で
ヘラヘラ笑ってんじゃねぇ~よッ!!」
迫力を増して言い過ぎ、
相手はその後の言葉が出なくなり、
その運転手の友人が余計な一言を。
加害者友人:「僕たちも悪いですけど・・・」
あ~ぁ、怒りの導火線に火が点いちゃった。。。
私:「僕たちもって、何だ?僕たちもって!!
事故起こしたお前たちが悪いんだろッ?
違うかッ?クソガキがコラァ~ッ!!」
う~ん、我ながらガラ悪い。
とりあえず二次災害防止のため、
相手に三角表示板を車の後方に置くよう指示したところ
積載しておらず、
腹立たしさを抑えながら軽トラに積載している
三角表示板を置いてから警察へ通報。
通報後に相手の人定、住所等を聴取。
相手は盛岡出身の21歳、現在の住まいとナンバー、
実家の住所、父親の名前、電話番号、
任意保険、勤務先とありとあらゆることはメモした。
しかも路面に10cm強の積雪量が
あるにもかかわらず、
キューブのタイヤはノーマルタイヤであった。
とりあえず、警察の聴取後、
相手に保険屋へ電話しないと始まらないからと、
早急に電話してくれと伝え、
その場を別れ相手の保険屋からの電話を待つ事に。
ただこの時に自分が大きなミスを
仕出かしているとは思っても見なかった。
翌日、軽トラが加入している
「JA」の担当に事故の事を連絡するも
「被害を受けた側の追突事故なので
お客様と相手の保険屋サンの対応になります。」
と、つれない返事。
その後も相談しても煮え切らない返事ばかりで
あてにならないと分かり後日、
実家で加入している車両全車の保険の契約を
打ち切らさせて頂きました。
さて、土日をはさみ事故から2日後、
首は大丈夫だったが、腰が。。。
念のため病院に行った後、
相手の保険屋から電話が無い事を不審に思い、
事故相手に携帯に電話。
なんと、「お客様の都合により・・・」う~ん、参った!
とりあえず、いつも親がお世話になっている日産に
該当車両があるかをチェック。
残念ながら該当なし、
このまま逃げ得は許さぬという執念がメラメラと。
次に事故加害相手の保険屋に電話をし、
相手の名前、使用車種を伝え検索すると
事故相手は間違いなく任意保険に加入していた・・・
1ヶ月前までは・・・
任意保険の有効期限を見る事を忘れてた・・・。
ひとまず車検場に行き、
車検証の記載内容を知るために相手の名前、
車種を記載し相手の登録情報を確認、
住まいは間違い無さそうだが、
家に乗り込むしかないかな?と、
思っていた矢先に加害相手から連絡があり、
あきれた言い訳が。
加害者:「スイマセン、携帯料金滞納で
止められてました。」
私:「3日も連絡しないでふざけろ、貴様!
何のために公衆電話があるんだ?
ナメた事、言ってんじゃねぇーよッ!」
任意保険が切れていたことはあえて触れずに
私:「保険屋の方は連絡したのか?」
加害者:「はい、連絡しました。」
私:「任意の有効期限の切れた保険屋に
連絡してどうするんだ?
今回の一件、おたくの対応如何によっては
人身事故扱いにさせてもらうからさ。」
相手は人身事故扱いになる重大さを
分かっていない模様、
おまけにこちら側も色々と動いている事に驚いた様子。
ひとまず、誠意を持って全責任を負いますからと
いう事でこの日はEND。
腰の治療の通院が終わり、
軽トラの修理が終わってから2週間、
事故から1ヵ月後、相手からの連絡はまるでなし。
ここまでの支払い総額は修理代を含め7万円チョッと。
軽トラックの修理も星自動車サンで
出来る限りテールランプなどの再使用できる
部品は流用していただき、修理代は5万円、
治療費の方は保険を使わず2万円。
別に相手から「ぼったくる」という意はこちらには無い。
3週間以上も音沙汰無でここまで
素晴らしい対応をしてくれたという事で
報告を兼ねて相手の働くお店へ殴り込みに♪
「店には行かないから」と言ってはいたものの、
ここまで誠意の無い対応では・・・。
気合を入れて店に乗り込み、
レジカウンターにいた加害者の前に行き、
ひとまずカウンターをひと叩きして
私:「電話連絡も無いというのはどういうことだ?
まるっきり誠意のある対応してねぇーじゃないか!」
加害者:「祖母が亡くなりまして実家に・・・」
私:「おたくの祖母が亡くなろうがウチには全然関係ない。
そうだろ?
事故からどれだけ時間経過している?ひとまずさぁ、
領収書のコピー渡すから今月なり、
来月なりで耳揃えてきちんと支払うか、
俺が盛岡の実家に行って高速、
燃料代込みで支払ってもらうか、
裁判をやるか3つのうちから選べよ、
まぁ、裁判やればおたくに罪状つくから
2度と就職口は見つからないだろうけどね、
どうする?」
加害者:「きちんとお支払いします。」
私:「当然だよな。まぁいい、
おたくじゃもう信頼ならぬから店長サン呼んで。」
まさか店長さんにまで言われるとは
思っていなかったんでしょうね、
始めのうちは拒否していたものの、
私:「おたくがグズグズしているから
こういう事になるんだろ?早く呼べよ!」
という事で呼ばれて出てきた店長に
事の経緯を全て話し、
私の方で責任はしっかりと取らせますからという事で
名刺を貰い、
その1週間後、実家に支払いに来た訳で。。。
ひとまず店長に言った事は
人を管理する立場なんだから
積雪が認められれば車通勤者に
電車、バスの利用を何故、促さなかったのか?
任意保険切れ車両を運転していた事、
加害者の対応の悪さを改めて話し、
加害者に土下座をさせ追突事故の一件がやっと完了した。
まだまだ、書き切れぬ事は沢山あるのだが、
こちらも人身事故扱いにするのは取り下げたものの、
無保険車を運転して事故を起こし、
相手に迷惑を与えると言うのは運転する資格もないし、
人身事故を起こしたらどうなるかを
理解していないんですかね?
今回は21歳の成人男性でしたが、
事故によっては自分の人生が狂うどころか、
相手を死亡させてしまった場合、
どうなってしまったのか?と、
考えてもらいたかったです。
追記:ガラの悪い言動が目立ちますが、
普段は小心者です。。。