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 さて今回は「DT21」という台車は
ご存知かと思いますが、
101系を初め、111・113・115系ほか、
403・415・421系など
電動車などで使用されている台車
といえばご存知かと。。。

 さて今回、我が家にあるKATOの
クモニ143の台車の話・・・
この車両、台車にはDT21(ピン式)が
使用されており。

 ただ、実車のクモニ143を見るとなにやら
両抱き式のブレーキシューではなく片押し式の
ブレーキシューが付いた台車を履いており、
見た雰囲気はDT21というより、
DT33みたいな形を。。。

 端的な違いといえばDT21は車輪径860φ。
一方、DT33の方は車輪径910φと
直径で5センチも違うほか、
車輪間の軸距の長さも違うそうですが、
模型となればそこまで気にならない予感。

 さて私めも、片押し式のDT21が
存在することは私も知っておりましたが、
同じDT21でも模型と実車で台車の形が
違うっちゅうのは精神衛生上芳しくない
ということで、さっそく実車の台車に雰囲気を
実車に近づける事に。

 ここで用意したのは同じく
KATO DT33ピン式の台車・・・
クモハ103やモハ103のパートナー、
103系一般型セットのモハ102が
履いていたDT33を使用。

 とりあえず私め、ホビーセンターカトーまで遠征し、
その際にDT33を購入し我が家で大量ストック♪

 何故そこまでこだわるか?実はこのDT33、
写真を見て頂ければ分かると思いますが、
カプラーの取り付け部分の形が違いが・・・
向かって左側は従来、
販売されていた初期タイプのDT33、
真ん中が一番最後に販売された
モハ102が履いていた2代目DT33、
明らかにカプラーの取り付け部の形が違います。

 同様に、右端のDT21もカプラー部分の作りが
真ん中の2代目DT33と同じような作りになっており。

 早い話が、スカートを取り付ける際に、
2代目DT33じゃないとスカートが
しっかりと取り付けられないということ。

 初期タイプのDT33だとスカートを取り付けても
しっかり取り付け出来ずグラつき、
誠に残念な仕上がりに。 

 それに2代目DT33であれば、
集電用の金具を取り付けられる様に
取付孔が開いており、
クモニ143のライトも点灯可能!

 見た感じ、DT33に交換してしまったことで
台車回りがDT21と違って
見た目がスッキリした感じもありますが、
実車に似せるためには仕方ないですかねぇ。。。

 ところで取り外された
クモニ143のDT21は何処へ??
そんな取り外された台車はそのまま
103系750番台を作製した際に
そのまま使用。

 一部はウイン製のサハ101を購入した際にも
同じく103系750番台として使用するために
履かせております。

 う~ん、一石二鳥ではありませんが、
KATOの密連タイプカプラーなら
KATOの台車とGMの台車を混用しても問題なし、
自連タイプのカトーカプラーN時代、
GMとカトーを編成内で混用すると
走行中に自動開放する事故が頻発。

 我が家では編成内の台車は極力、
同メーカーに統一することに・・・
そんな流れもあり、DT21もうまく台車の活用先が
見つかって良かったかな?と言うことで。。。

 今回、製作予定と考えながらも
3年ほど実家で眠っている
牽引車のクモヤ143もDT33を履かせる予定。

 台車形式は定かではありませんが、
実車を見ると片押し式の台車を履いており、
DT33で代用可能ということで、
KATO製のスカートを付ける事を考えれば
その方が都合良いみたいですね。

 ただ、クモヤ145、クモユニ147などの
101系から改造された事業用車は
DT21を履いていますが、
こちらは片押し式ブレーキではなく、
両抱き式のDT21を履いているなど、 
とにかく、極めるっていうのは難しいもので。。。